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どうアプローチすればよい?! 欧米豪訪日旅行客が訪日中に使うツール 5選

どうアプローチすればよい?! 欧米豪訪日旅行客が訪日中に使うツール 5選

こんにちは、株式会社イグルーの池田愛香と申します。

 

観光業務に携わる方々、広く海外にプロモーションをお考えの皆様、いつもお世話になっております。

 

日頃弊社の活動といたしまして、”日本の地方を元気にする!”をモットーに、北は北海道から南は沖縄まで日本全国へ赴き、皆様が抱える課題や悩みの声を多くお伺いできる機会に恵まれました。その中でも多く寄せられたのが、

 

A.欧米人が何が好きか分からない

B.欧米人、留学生やJETプログラムの先生はいるけど、実際旅行に来ている個人旅行客の実像が見えてこない(何をどこで知り、なんで来ようと思ったのか)

C. 日本人と海外の方とのビジネスマナー、考え方の違い

D. 外国人を受け入れる先がない

 

などでございます。

 

実は、私もそのほとんどを知りませんでした。。。私自身、学生時代のアメリカ留学では言葉と文化が違いすぎて毎日ホームシックにかかり、欧州企業に所属し赴任していた中国・上海では、欧米人と台湾人、中国人との働き方や価値観の違いを学び、その後移り住んだカナダではアメリカ人とカナダ人の圧倒的な違いに驚愕し、、と・・・色々ございましたが、このような経験を得られた事が全て今の事業のアイディアにつながっております。

 

彼ら彼女らが普段使用する情報ツール、そのほとんどがグローバル対応をしているインターネットサービスやアプリであり、それは旅行時にも同じく使われます。

 

今回は、上記の中でも特に「B」について、訪日中に使われやすいコミュニティサイトをいくつかご紹介致します。

 

1. Meetup

https://www.meetup.com

 

meet up

 

Credit: Meetup

 

各地域のローカル(地元民)がオンライン上でミートアップ(イベント)を作成します。ユーザーは自分のエリアと趣味を登録すると、自分の興味にあったグループやスケジュールが表示される形式になっています。Meetupはサンフランシスコで創業されたサービスであり、今では何千もの都市で使われています。

Meetupは地元の人たちとの交流だけではなく、地元の人と旅行者をつなぐコミュニティ検索としてもうまく機能します。

例えば私がパリへ旅行に行っている際、自分のエリアをパリと変更し、起業家の集まり、ルーブル美術館前公園でのフリーヨガセッション、ブッククラブ(本、作家などについて感想を述べ合う)など、滞在中に良さそうなMeetupがあれば参加し、パリの起業家達との情報交換や世界遺産を見ながらのスポーツを楽しめたり、パリならではの体験を得られる事ができるのです。

 

また、Meetupは誰でもグループをつくるこもができます。一度つくったら、ソーシャルグループを大きくする、フォローする、といったメンテナンスは必要になりますが、参加したユーザーにはオーナーが直接メールを送れたりするので、継続的に体験プログラムを提供されている場合、これらは全て無料(一部有料)で行えるマーケティングツールであり、何より欧米人へリーチするにはよいマーケティングツールかと思います。

 

2. Internations

https://www.internations.org

 

Inter Nations

 

Credit: InterNations

 

Linkedinというビジネス向けのソーシャルネットワークをご存知でしょうか。Internationsはこれに特に駐在員やビジネスパーソン向けにコミュニティの機能を備えておりますので、Linkedinの要素を持ったMeetupと、私は定義付けています(笑)

 

東京は駐在員が多く住んでいる事もあり、何千ものユーザーが登録しております。そして、知人からのオススメは影響力が高いので駐在員をインフルエンサーと捉え、アプローチするにはいいツールだと思われています。 私はモントリオール時代、Internationsを利用し(ビジネスに関係なくても)イベントに出かけたりできるのでよく使っていたのですが残念ながら日本のInternationsはあまり質がよろしくないらしく、私の駐在員友人などもあまり使っているという噂を聞きません。ツールはよいのですが、グループの質はそれぞれなんですね、、、。

 

3. Couchsurfing

https://www.couchsurfing.com

 

Couchsurfing

 

Credit: Couchsurfing

 

今晩あなたのカウチを貸してください。

 

世界中のカウチに泊まれる(サーフする)サービスで、旅行客を無料で歓迎するホストと、金銭的なベネフィットだけでなく地元の生活Meet localに触れたい人をつなげる、古くからある老舗のウェブサービスです。

勿論、会ったことのない客人を招くわけなのでトラブルを回避するために会員登録は非常に厳しいです。そして、Airbnbと同様にお互いのレビューを付け合う仕組みになっているので、お行儀が悪いともうカウチサーフできなくなります。

 

Couchsurfingは’Meet local’をコンセプトにやっていますのでイベントポスト機能も備えています。ホストでも、サーファーでも誰でもイベントをたてれるのです。

例えば、来週東京を旅行している人、または在住の人、一緒に楽しく食事をしましょうなど。

驚くことにCouchsurfingを利用して客人を迎え入れている日本人のホストは実に47都道府県、至る所にいらっしゃいます!多くのそういう方は、旅行が好き、外国語にいつでも触れる環境にいたい、子供のため、と理由は様々なようです。皆様のエリアにもいらっしゃると思います。是非、覗いてみて下さい。

 

4. Craigslist / Kijiji

https://tokyo.craigslist.jp/

 

 

Credit: craigslist

 

イベント、旅行情報、出会い、求人、物販、様々な細かいカテゴリーからなるクラシファイド(classifieds)サイトです。Craigslistは主に米国、Kijijiはカナダ、その他多くこのようなサービスがあり、日本でもCraigslistは有効です。サイトは掲示板サイト調の古い感じに見えますが意外とアクティブです。無料でポストできます。

 

5. Facebook community

https://www.facebook.com

 

 

Credit: Facebook

 

ご自身でFacebookをされていると、「~さんからのイベントのお誘いが届きました」といった通知をお見かけしたことはありませんか?Facebookでは法人格やグループのアカウントを作成し、イベントを作成、さらに届けたいユーザーへプッシュすることもできます。

欧米人が作成されているトラベルコミュニティ、各エリアのコミュニティ、日本大好きコミュニティ、様々あります。こうしたグループを探し、彼らに向けてのアプローチも効果的かと思います。

 

いかがでしたか?これらはご紹介したいものの一部ですが、それでも代表的なグローバルコミュニティメディアですので、外国人とどう触れていいかの参考になればと思います。どんなコミュニティが存在しているか、どんなトピックがアクティブなのかを見てみますと意外と色んなヒントに出会えるかもしれませんね!